学習塾ブログ / 「同音異義語」

2021年09月29日

「同音異義語」

みなさん、こんにちは。
やっと秋らしくなってきましたね。

先日、担当している生徒さんから「先生はyoutubeなんて見ないでしょ?」なんて訊かれました。
いやあ、見ます。
休日は時間を溶かすこともしばしばですが、勉強になるような動画も見ています。

最近私がハマっているのは、言語学系の動画です。

たとえば英単語の「spring」。
辞書に載っている主な語義は、
 1春
 2泉、水源
 3バネ、弾性
などです。
意味がなんだかバラバラですが、全て日本語で言う「はねる」「ふく」「ふきだす」のイメージから派生したものだと考えられています。
→「跳ねる」から「バネ」
→「噴く」から「泉」
→「芽吹く」から「春」
語源を考えると、意味もなんとなく覚えやすくなると思います。
それにしても、「噴く」と「(芽)吹く」は、日本語でも英語と同じように、同じ「ふく」という音から違う意味へと派生しているのが面白いですよね。

知らない言葉に出会ったとき、みなさんは何で調べますか?
辞書で調べるのももちろん良いですが、ネットで調べてみると、このように辞書には載っていない情報が得られることもあるのでおすすめです。

ちなみにですが、言語学は他にも、
「仮定法過去」「仮定法過去完了」謎すぎる問題、
「象は鼻が長い」どれが主語かわからなすぎる問題、などなど・・・
何の言語かにとらわれず、言語そのものをテーマとしています。
言語学という切り口はあまり馴染みがないと思いますが、意外と身近なテーマもあったりするので、良かったら調べてみてくださいね!

東大和教室 能勢