明日は晴れるかな?

「さよならー、気をつけて帰るんだよー!」
今日の最後の生徒さんが帰った。さて、トイレに行こう。

 

生徒が皆帰るとトイレに向かうという変な習慣がついている。
そこはささやかなねぎらいの場である。

 

いつもどおり、トイレに入り便座に腰をかけると、便座が暖かい。
便座温度のツマミが暖かいほうになっている。
私は冷たい便座が好きなので、ツマミを冷たいほうへまわす。

 

しかし、冷たいほうへ回したからといって、すぐに冷たくなるわけではない。
と言うより人肌以下になることはない。
重要なのは座る瞬間であって、今ツマミを回しても何の意味もないのである。

 


冷たい派の私がツマミを冷たいほうへ回す。
次に入った暖かい派の人が座り際に不快を感じる。
意味もなく暖かいほうに回す。
また私が入り、不快を感じる。
意味もなく冷たいほうへ回す。
‥‥‥

 

何という悪循環。非生産的な循環だ。

 

すかさず、ツマミを元の位置に戻す。
じわじわと温まってくるのを感じるが、自分を戒める意味でも、その不快感に耐える。
毎日の癒しの時間が苦痛に変わる。
これではもう、ここはねぎらいの場ぢゃないぢゃないか。
なぜか少年時代に高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」を読んだときの忌まわしき記憶までもが甦り、

不快感は最高潮に。

 

そこで気づく。
個室を出る前に戻せばいいじゃないか、と。

 

一件落着、あれこれ考えさせられたが、すっきり解決。
教室に戻り、残務を済まし帰路へ。道もすいていてスムーズに自宅の駐車場へ到着、

サイドブレーキを引いた、その刹那。

 

ツマミを戻すのを忘れた!

 

立川教室 小林

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