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2024年05月13日

2025 共通テストはどう変わる?

2022年導入の新学習指導要領に基づき2025年の共通テストは、6教科30科目から、7教科21科目となります。各教科の変更点をみていきましょう。

新教科として導入されるのが「情報」です。試験時間は60分、出題科目は「情報Ⅰ」です。
「情報」は原則、すべての国公立大学で必須科目となりますが、得点化の有無や配点は大学によって異なるため、受験生は志望大学についての確認が必要です。

外国語(英語)は新指導要領により、「コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・英語表現Ⅰ」が「英語コミュニケーションⅠ、コミュニケーション英語Ⅱ、論理・表現Ⅰ」と科目の名称が変わりますが、大きな変更はありません。

数学は、数学①が「数学Ⅰ、数学A」「数学Ⅰ」のいずれかを選択するという点は変更ありませんが、数学②は1科目にまとめられて「数学Ⅱ、数学B、数学C」となり、選択解答する項目数が2から3へ増加します。そのため、試験時間も60分から70 分へ変更されます。

地理歴史・公民は、新指導要領に従って、必須科目の「地理総合」「歴史総合」「公共」と、選択科目の「地理探究」「日本史探究」「世界史探究」「倫理」「政治・経済」との組み合わせで6科目に再編されます。

理科は基礎科目4科目(「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」)が、1科目(「物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎」)にまとめられますが、いずれか2分野を選択解答する点は、現行と変わりません。

国語は、試験時間が現行より10分長い90分となります。 これは、「現代文」の大問数が2問から3問に増えるためです。配点も、これまで現代文100点(論理的文章50点、文学的文章50点)、古文50点、漢文50点だったものが、現代文110点(論理的文章45点、文学的文章45点、実用的な文章20点)、古文45点、漢文45点に変更され、現代文の配点割合が高くなります。
現代文で新設される「実用的な文章」とは、何かの案内や宣伝、説明書、手紙のほか、インターネット上の文章など、様々な文章が含まれます。公表されている試作問題では、気候変動に関する図表を含む問題と、「日本語の独特な言い回し」についてアンケート結果などの資料を含む問題が出題されています。
現代文の大問の追加に対して、試験時間は10分しか伸びませんので、問題を解くスピードがより求められる試験となりそうです。また、今回追加される「実用的な文章」は、新傾向で過去問などがないため、その対策に工夫が必要な点も受験生は心得ておく必要があります。

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