学習塾ブログ / 日本の世界遺産

2019年11月13日

日本の世界遺産

私は正直に言うと、旅行というものがあまり好きではありません。ただ、決して知らない土地に行ったり、見たりするのが嫌いというわけではなく、旅行するまでに必要な準備や帰ってからを考えるとどうしても面倒になってしまうのです。なんでも揃っていて、全てにすぐに手が届く自宅が一番!となってしまいます。
なので、今までの旅行経験は決して多いとは言えませんが、そんな私にももう一度行ってみたいと思っている場所があります。それが沖縄です。4年前に初めて観光に行きましたが、暖かい気候にきれいな海、独特の文化、そして歴史的な価値もある様々な場所や建物。こうしたものに大きな感動を覚えました。そして近いうちにもう一度行きたいと・・・
それだけに今回の首里城の火災はとてもショックでした。城や城跡は本州にもたくさんありますが、その中でも首里城はかなり見た目が異なり、中国などの影響を大きく受けた壮麗で華美なつくりはまるで外国の建物を見ているような(実際に元は琉球王国だったわけですが)気分でした。もう一度この目で見たいと思っていただけに本当に残念です。そもそも本来の首里城は第二次世界大戦の際に焼けてしまい、それを再建したものが今の首里城なわけですが(なので、首里城『跡』が文化遺産の「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一部として登録されています)完全修復が完了したのは今年の初めということなので完全に修復された姿を見られなかったことが残念でなりません。修復の案がいろいろと考えられているようですが、専門の技術のある塗装職人の方がいないなどの問題もあるようです。長い時間がかかると思いますが、ぜひ修復された首里城をもう一度見たいと思います。

そしてその数日後、今度は岐阜の白川郷の火災もありました。幸いにもけが人はなく、合掌造りの建物も被害はなかったとのことですが、日本の世界遺産の立て続けの火災に驚きました。(実は合掌造りもいつか見たいと思っていたのです。)

こうしたニュースを受けて、旅行の準備を面倒がらずに、タイミングが合えば様々な場所へ行ってみようと思うのでした。

東大和教室 永峯