学習塾ブログ / 2の付く学年・学期と記憶法

2015年08月26日

2の付く学年・学期と記憶法

こんにちは。府中本町教室の重村です。

早いもので8月も終わり、もう秋になろうとしていますね。暦の上では“白露”(本格的に秋が到来し草花に朝露がつくようになる時期という意味)です。季節の変わり目でもありますから、体調管理には十分注意してくださいね。
さて、学校は新学期を迎えますね。実は『2』の付く学年・学期は特に大切な時期だということ、みなさんはご存じでしょうか。(三期制での区切りになりますので、二期制の方は“この時期”とお考えください。)
例としましては…

①中学2年生の2学期
数学なら1次関数や図形の証明、英語なら時制(過去・現在・未来)が混ざってきたり文を修飾するような単元が出てきたり、と受験でも特に狙われやすい単元を多く学習します。

②高校生の2学期
1年生であれば文系理系のコースを選択しなければならず、そのためにも将来なりたい職業や大学の学部を考えていかなければならない時期になります。2年生であれば、3年次の選択科目を決定する時期となり、具体的に学部学科さらには受験科目までを絞り込む時期になります。

などなど、各学年ともに気が抜けない時期になりますので、いつまでも夏休みモードやなんとかなるさモードで過ごさないよう気を付けてください。

地元、府中周辺では府中三中の3年生が9月に修学旅行がありますね。重要文化財などもありとても勉強になるとは思いますが、10月頭には中間テストが控えています。他の地区でもそういったところがあるかと思います。なんだかんだ時間は限られていますので、これを読んだその日から、気合を入れ直しメリハリをつけて頑張ってもらいたいと思います。

もちろん、ただ『頑張れ』とは言いません。記憶する方法について少し書いておきたいと思います。ただし、人によって合う合わないもありますので、あくまでヒントとして読んでください。少しでもお役に立てれば嬉しいです。
記憶するには、当たり前ですが“同じ内容を繰り返す”ことです。しかも2回目(復習)を40~50分後にする。そうしたら次は24時間後に確認してみてください。たとえば今、単語を10個覚えたとします。そうしたら40~50分後に1度テストをして確認する。次は24時間後に同じことをする、といった感じです。
ポイントは40~50分という時間にあります。生活リズムや個人差もあると思いますので、厳密な時間は言えませんが、復習を1時間以内にすると考えておけばいいと思います。「1時間前のことくらい出来るに決まってるじゃん」と感じる人もいると思います。やってみて満点なら満点でも良いのです。とにかく1時間以内に脳に同じ刺激を与えることで、『さっき覚えた』から『今も覚えている』に変化していきますよ。これ以上は長くなってしまうので詳しくはまた今度にしたいと思います。
まだ自分の学習スタイルが確立していない人や、ただ漠然と問題を解いている人は是非1度試してみてくださいね!