学習塾ブログ / 「解き直し」のすゝめ

2014年10月29日

「解き直し」のすゝめ

早いもので10月もあっという間に終わり、11月を迎えます。
特に中学生のみなさんには、この時期は定期テストの間(はざま)にあたり、合唱コンクールなど学校行事も一息ついた頃でしょう。
ただし、学校は11月に入ると、一気に定期テスト「モード」。みなさんには、「行事ボケ」せず日頃の勉強に勤しんで欲しいと思っています。

さて、この時期の勉強方法について一つアドバイスします。
特に、夏期講習を受講した生徒さんへ。

ベスト個別指導塾では、毎年7~8月に、塾生ひとりひとりの目標実現のため元気に夏期講習を行います。
夏休みは40日以上も学校がお休みなので、この間にそれまでの復習や実力強化を図り、今年もじっくりみっちり取り組みました。
特に中3受験生には、時間を取って中1~2年の復習ができる最後の休み、とも言えるため、受講した生徒さんは毎年充実した夏休みになったようです。

しかし、みなさん、「それだけ」になっていませんか?
あれだけがんばったのに、「勉強した」ってことだけに満足していませんか?
肝心の勉強した「内容」を、忘れ始めていませんか?

そこで日頃の勉強の仕方に迷うみなさんに、アドバイス。
定期テストが直前に迫っていない今の時期は、必ず「夏期講習テキストの解き直し」を行いましょう。
特にミスの多かったところは、一度と言わず何度も取り組んでみましょう。

「解き直し」の良い点は、主に以下の3点です。
「どんなミスをしたのか」「どこが分からなかったのか」把握できること。そして「どこを注意したらよいか」「どう考えたらよいか」整理できること。
そして何より「できなかったことができるようになる」ことです。

何もこれは別に塾での勉強だけの話ではありません
学校のワークでも教科書でも、テスト問題でも同じですね。
自分がどこで間違ったのかは、必ず印を付けておくなど、工夫をしてみてください。

自分にとっての一番の「参考書」は、自ら行う「解き直し」の中にあるのだと思います。