学習塾ブログ / 実は”勉強”のプロフェッショナルだった!?

2020年11月11日

実は”勉強”のプロフェッショナルだった!?

皆さんが勉強していて一度は思うこと、それは
「こんなこと勉強して何の役に立つの?」
であると思います。どんなに成績が良くても、実はちょっぴり考えたことがあるという人もいれば、どうせ大人になっても使わないと思って何もやる気が出ない人もいることでしょう。
しかし、小中高の各学校で勉強することは、意外な専門家たちの大事な商売道具になっていることが多いのです。

例1.プログラマー
ゲームは大好き!勉強は嫌い!という方はきっとたくさんいるはず。楽しいゲームの数々はこの仕事に就く人々によって生み出されています。ここではなんと、大人になってから使わないと皆さんが思っているであろう「数学」の知識が必要不可欠なのです。キャラクターが進むというのは正負の数やグラフの座標、ダメージの計算は関数、ガチャは確率…といった数学の塊で出来ています。勉強を忘れさせてくれるゲームの数々は、プログラマーの方々のとてつもない数学の勉強があって、成り立っているのです。

例2.美容師
理科なんて面白くない!つまらない!と嫌いになる人は多いですよね。しかし、意外な職業こそ、理科の力が必要なのです。それは美容師さん。「え、髪を切るだけじゃないんですか」と思うなかれ。シャンプーやリンスは化学の塊なのです。その人の髪に合うようなものを選ばなければなりません。成分は全て化学物質。もちろん髪のことも知っておく必要があります。髪はタンパク質でできており、生物の勉強が必要です。最適なドライヤーを選ぶのにも、電気の勉強が大切になってきますね。

このように、意外な職業が小中高の勉強を基礎にして、更に専門的に学習することでプロへと成長しているのです。大人になってからは勉強がいらない?そんなことはありません。むしろ大人になってもプロの道のため勉強することはまだまだたくさんあるのです。

 まだ何を目指すか決まらない人、勉強に興味を持てない人、たくさんいると思います。しかし、どの職業でも、実はみんながみんな、勉強を積み重ねた勉強のプロフェッショナル。自分の気になる仕事には、どんな意外な勉強が必要なのか、知っておくと自分の勉強の道しるべになるかもしれませんね。

小川教室 中村