学習塾ブログ / 主体的・対話的で深い学びへ

2021年03月10日

主体的・対話的で深い学びへ

今年度は新型コロナウイルスの影響もあり、例年以上にあっという間に一年間が過ぎてしまったように感じます。気が付けばもう三月。後一か月足らずで新年度ですね。進級する人もそうですが、特に進学し春から環境が変わる人は、コロナ禍で期待以上に不安が大きいかもしれません。まだ若い皆さんであればそれは当然だと思います。何か悩むことがあれば、一人で抱え込まずに身近な人に相談してください。話を聞くことしかできないかもしれませんが、もちろん私にでも構いません。あと一頑張りできっと、楽しい未来がまっていますよ!

さて、2021年の4月(次の4月)から中学生は学習指導要領が新しくなります。ちなみに小学生は今年の4月からすでに改訂となっており、英語の授業やプログラミング的思考の内容が始まっているかと思います。高校生は来年の4月から改訂です。

『学校で学んだことが,子供たちの「生きる力」となって,明日に,そしてその先の人生につながってほしい。これからの社会が,どんなに変化して予測困難な時代になっても,自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,判断して行動し,それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして,明るい未来を,共に創っていきたい。』
(文部科学省のHPより 一部抜粋)

と、文部科学省のHPには「改訂に込められた思い」として記載されています。ここで注目されるのは、「自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え」の部分です。『自ら』という言葉が3回続いており、強調されています。これは今回の改訂で重視される「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)へ」を踏まえての言葉なのでしょう。つまり今後の授業はただ座って先生の話を聞いているだけでなく、生徒自身が「どうしたら~だろうか」「なぜ~だろうか」をたくさん考え、頭の中が「アクティブ」な状態にして授業を受ける必要があるということです。学校の授業もそうした内容が多く取り入れられていくことでしょう。そしてこれは非常に大切なことだと思います。理由を考え興味を持つことが何を学ぶ上でも大切です。みなさんも少しずつそういった学習の取り組み方に慣れていってもらえればと思います。

また、改訂に伴い学習する内容が大きく変化するものもあります。例えば中学の英語であれば、今まで授業の中心であった「よむこと」「かくこと」に加えて「聞くこと」「話すこと」の割合も増え、4つの力を総合的に育む内容へと変化します。おそらく授業内でも声に出して読んだり、聞いたりする時間が増えると考えられます。都立高校の入試でもスピーキングが導入される予定ですから、話す力が実際に必要になってきます。そして、中学の技術・家庭科では、扱われるプログラミングに関する内容が倍増する予定です。高校でも2022年度より「情報」の授業が必修科目として新設され、その後には大学入学共通テスト(旧センター試験)にも「情報」として出題される予定です。
ベスト個別指導塾ではそうした流れにもしっかりと対応するために、「スピーキング講座」と「キュレオプログラミング教室(小学生対象)」を開講中です!
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どちらも今後、必ず必要な内容になります!
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東大和教室 永峯