「日本刀、刀装具に関連するものから生まれた言葉」

 先日、栃木の学習塾を見学した際に、宇都宮市の二荒山神社で刀剣保存協会栃木県支部主催の展示会がたまたま開催されており、顔を出してみました。そこで「日本刀、刀装具に関連するものから生まれた言葉」というパンフを配付していたので、何気なしに読んでみて、改めて刀剣関連の語句、慣用句が多いのに驚きました。


 「太刀打ちできない」「一刀両断」「伝家の宝刀」「真剣に」「反りが合わぬ」「しのぎを削る」「差し違える」「寸分たがわず」「元の鞘に納まる」「焼きを入れる」などなど80近い言葉がここにはあげられれています。

「太刀打ちできない」「真剣に」の意味はさすがに分かるでしょうが、「伝家の宝刀」は分かりますか?

「いざというとき以外はみだりに使用しないとっておきのもの」というほどの意味です。

「切り札」「最終兵器」というニュアンスかな。


 いろいろな言葉がありますが、なかには「そうなのか」これは刀剣、刀装具に由来する言葉なのかと改めて思う

語句もあります。たとえば「束の間」「とんちんかん」「切羽詰まる」「札付き」「地金が出る」「折り紙付き」

「相槌を打つ」「やりくり上手」「付け焼き刃」「焼きを入れる」「やりっぱなし」などなど。


  「とんちんかん」は、《刀剣づくりの師匠と弟子が打つ「トンテンカン」と聞こえる槌の音が調子が外れた時に「トンチンカン」と聞こえたところから起こった言葉で、物事が行き違い、前後すること。》とあります。そもそも「頓珍漢」は当て字のようです。間の抜けた言動をトンチンカンといいますね。


 「地金が出る」は普段は見えない本来の性質が表面に出るというような意味合いですね。いい意味でなく悪い面が出てくるという使用法ですね。《刀は柔らかい心鉄を硬い鉄でつつんで造ります。皮がねが研ぎ減って心がねが出た状態を地金が出るといい、表面を繕っていたものが剥げて元の醜いものが出てきたときに使います》とある。


 「やりっぱなし」は今では「遣りっ放し」などと書きますが、本来は「槍っ放し」からきているらしい。

《槍は突くよりもむしろ引く方に重きを置きます。ついたままの状態を槍っ放しといい、後始末をせずに中途半端な状態のこと。》
 
 生徒のみなさんも準備不足で「抜き差しならない」状況におちいってしまい、「急場凌ぎ」の勉強では試験問題に「太刀打ち出来ない」。その結果、問題に「一刀両断」されてしまった、なんてことにならないようにね。こういうのを「身から出た錆」といいます。「筋の良い人」は「付け焼き刃」の勉強でなく地道な努力をするから、試験問題も「兜を脱ぎます」。

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