学習塾ブログ / 生活習慣とスキマ時間と生徒諸君

2016年10月05日

生活習慣とスキマ時間と生徒諸君

ある調査結果から生活習慣がきちんとしている生徒は成績が伸びやすいというデータがあります。

もちろん全員に当てはまるわけではないと思いますし、逆に生活習慣だけ意識していても成績が伸びるとは思っていません。ただ、興味深いデータではありますし、少しでもみなさんのお役に立てる情報になればと思い書きました。

まずここでの生活習慣とは…
①起床や就寝時間、学習開始時間が決まっていたかどうか。
②遅刻や忘れ物がなかったかどうか。
③計画を立てて決めたことをきちんと成し遂げたかどうか。
④挨拶や身だしなみがきちんとできているかどうか。
⑤食生活がきちんとしていたかどうか。
…などごく当たり前のことです。

ここでのポイントは結局のところ「日頃からコツコツ努力しているかどうか」だと思います。少しずれますが、こういった習慣を学生時代に身につけたかどうかによって、土壇場での頑張りも変わってくるでしょうし、ひいては社会人になってからの成長も変わってくると思います。

さてお話の続きです。こういった生活習慣がきちんとしている人は、時間にも余裕ができスキマ時間をうまく使えるようになると思います。どういった繋がりがあると思いますか?まず②や④であれば、学校でも家でも注意を受けたり残されたりすることが減ります。自分の時間が増えるわけです。①や③であればやるべき時にやるべきことを迷わずできますよね。またまた時間が増えるわけです。⑤は健康管理と考えて良いと思います。まとめると、時間があれば焦らす余裕を持って色々なことに取り組めるわけですね。

他の調査では、早朝や夕飯前の1~1.5時間を学習に当てている人は成績が伸びやすいというデータもありました。これまた鵜呑みにはできませんし時間帯的に実践が難しい人もいるかと思います。

ここから言えることはスキマ時間をうまく活用しているということです。もちろんスキマ時間だけでなく学習時間をしっかり確保してのスキマ時間だと思います。ただ、やはり上の③番がしっかりしていれば、空いた短時間に何ができるか明確になっていますのでダラダラ過ごさなくてすみますね。

時間はみな平等です。特に受験生は追い込みの時期に入っていきます。ただ焦るのではなく今のうちに一度自分自身を見直してもいいかもしれませんね。

なぁんて偉そうなことを書いていますが…実は自分への戒めだったりします(ボソっ…笑)

府中本町教室 重村