入試インフォメーション2016年3月号

【中学部】2016年4月、教科書が改訂されます
 2016年4月から中学生が使用する教科書が改訂されます。今回はどのように教科書が改訂されるのかについて簡単にまとめてみました。ちなみに今回は指導要領の改訂はされないため、「小改訂」とも呼ばれています。
 今回の改訂で特に注目する点は、全教科で「アクティブ・ラーニング」が強化されることです。「アクティブ・ラーニング」とは、例えば数学の解法をレポートし発表させたり、問題を生徒間で議論したり、「学び合い」を重視したものです。これはより総体的な学力を身につけることを目的としており、来る2020年からの大学入試希望者学力テスト開始に繋がる内容となるものと言えます。主だった変更点は以下の通りです。
【英語】
・4技能「読む」「書く」「聞く」「話す」がさらに重要視され、特に「読む」ことはウェイト増となり

 「音読」の必要性が増している内容となっています。
・ほとんどに自己評価をさせるページが付きます。これはEUで行われているCEFR(言語評価)の方法を、

 文部科学省が注目しているためと言われています。
【数学】
・先述のレポート提出や「ノートの取り方」や発展的学習に身近な問題が多く記載、

 ここでも「みんなで勉強しよう」というページが増量しています。
【理科/数学】
・過去に習った単元を、より系統的に紹介しています。例)「中1で習った方程式を使い・・・」
・さらに、将来習うことも載せています。例)「高校ではsin・cos・tanというものが出てきて・・・」
【社会】
・教科書がB版からAB版になります。ページ紙面が広くなるので、その分情報量が増加します。
「気候」と「需要・供給」がより詳しくなり、必修化傾向が増しました。
「防災」(前回の改訂時では東日本震災の内容は間に合わなかったそうです)「昭和の文化」

 そして昨今の社会情勢からか「領土」の項目が増えました。
【国語】
古典学習のページが充実化します。
・より身近な企画を「アクティブ・ラーニング」で扱っています。

 例)地域の食材を用い、コンビニで売ることができる弁当を企画させる
【その他】
・教科間の連結度が増し、他教科の学習内容を紹介しています。

 例)「理科で使う数学」「地形図から読みとる理科」など
 

【高校部】速報・大学入試センター試験
大学入試センター試験の中間集計発表
 1月20日に、大学入試センターから今年度のセンター試験の平均点が公表されました。以下の表に1月22日に発表されたセンター試験の中間報告による専門教科の主要14科
目の平均点についてまとめてみましたので参考にしてみてください。

国語 64.69(129.39) 日本史B 65.55 倫、政・経 60.49
英語 56.22(112.45) 地理B 60.12 物理 61.71
数学ⅠA 55.29 現代社会 54.53 化学 54.50
数学ⅡB 47.94 倫理 51.85 生物 63.62
世界史B 67.27 政治・経済 59.97    

 今年は全体的に文系受験生の優勢が目立ちました。地理歴史では世界史Bの平均点67.27点、日本史Bの平均点65.55点と他教科に比べ高くなりました。昨年は14科目中11科目で平均点がダウンしていたのに対し、今年は9科目がアップしています。ここからの国公立大二次の出願にどうつながるのかが注目されるところです。

 

私立大センター試験利用入試は法・経済が人気
私立大のセンター試験利用入試は、大学入試センター試験の実施前に出願を締め切るところが多いです。出願状況を見ると、文系の中でも法や経済などの社会科学系学部などで増えています。まだまだ集計中の大学が多いですが、難関大の増加は大きくなく、志願者を減らしているところも目立ち、安全志向が顕著です。
 センター試験利用入試で今月出願を締め切る大学のうち、志願者が増えているところは、立教大、駒澤大、成城大、専修大、日本女子大などになっています。駒澤大は仏教、経済が昨年の2倍以上、法、経済も1.5倍以上、全学部で増加しました。成城大は法の増加が目立ちました。今年からセンター試験利用入試を導入した東海大・医は、10人の募集枠に872人が出願しました。
 また、早稲田大学やMARCH、関関同立といった難関大は勢いが控えめで、早稲田大、中央大、法政大、立命館大がやや増加、同志社大がほぼ昨年並みとなっています。
 今年のセンター試験は平均点が上がると予想されていたため、国公立大志望者が私立の併願校を少なめにしていたと考えられます。難関大に次ぐクラスで増加が目立つのは、私立大のみを志望する受験生が利用していることが理由と見られます。

 

【小学部】××年前には何が起こった?
今回は先月号までの時事問題に少しプラスαをしたものを例示します。

 

【2016年の××年前には何が…】
10年前の2006年には、第一次安倍晋三内閣が発足(翌年9月まで。安倍さんは一度総理を辞職しました)
20年前の1996年には、アトランタオリンピックが開催(今年はリオデジャネイロ。ブラジルです)
30年前の1986年には、ソ連でチェルノブイリ原発事故(世界最大にして最悪の原発事故)
40年前の1976年には、南北ベトナムが統一される(南ベトナムの消滅による)
50年前の1966年には、中国で文化大革命が始まる(毛沢東の画策した中国共産党の権力闘争)
60年前の1956年には、日ソ共同宣言発表(日本とソビエト連邦の国交が回復)
70年前の1946年には、日本国憲法が公布(11月3日。施行は翌年5月3日)
80年前の1936年には、二・二六事件が起こる(陸軍青年将校によるクーデター未遂事件)
90年前の1926年には、日本放送協会(現在のNHK)が発足(1チャンネルです)
100年前の1916年には、吉野作造民本主義を説く(どちらも重要語句です)
120年前の1896年には、第一回オリンピックがアテネで開催(108年後の2004年にも開催)
150年前の1866年には、薩長同盟が成立(坂本龍馬らの仲立ち)
300年前の1716年には、徳川吉宗による享保の改革が始まる(こちらも超重要語句です)
(参考文献:学研「時事問題に強くなる本」)


時事問題といっても、今年・去年に起こったことだけではなくて、「今からちょうど100年前には~~」のように、出題されることもありえる、ということです。
普段から、ニュースや年表などを注意深く見ていると良いですね。

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